150 Years Proven Excellence

150 年前に小さな工房から始まったとある企業は、国際的に活躍するグループ企業へと発展しました。多くのマイルストーンが、当社の歴史を特別な方法で形作り、素晴らしいことに2023 年にて本社の150周年記念日を祝うことができました。 

本ページでは、過去 150 年間のストーリーをご覧いただけます。

NETZSCH Japan株式会社　代表よりご挨拶

NETZSCHグループは、モーノポンプ、粉砕・分散機、熱分析機器の三つのビジネスユニットがございまして、世界中にビジネス拠点を有しております。

このたび、百五十周年ということで、NETZSCHグループで記念行事を行っておりますが、さすがに一堂に会するということは難しく、世界六ケ所に分散して開催の運びとなり、そのうちの一つ、バンコクでの記念パーティーに社員共々参加させて頂きました。中国を除く東アジア、オセアニアから300人、イベントあり、音楽ありとなかなか賑やかなパーティーで感銘をうけるところがございました。

別部屋に、NETZSCHグループの歴史の概史を説明したパネルがございまして、実はこれを良く読んで覚えておくと、パーティーでの早押しクイズで懸賞品がもらえる仕組みになっていました。（実際のところ、ラテン系チームのテーブルが結託して、番号を割り振って早押しして賞品をゲットしたので意味が無かったのですが。。）それを見ると決して平坦な道では無く、特に戦後にそれまでチェコにあった全ての生産拠点を失ったのが一番大きな危機だったと思います。つぎが20年前でしょうか？

NETZSCHグループは、その名の通りNETZSCH家によるFamily owned company でありまして、現在のMr. Moritz Netzsch, Mr. Paul Netzsch兄弟で5代目となります。大変僭越ながら、パーティー会場では、Mr. Moritz Netzsch氏の隣席を頂きまして、昨年の東京観光案内で苦心惨憺したのもきいているのかなと密かに思ったり致しました。そこでいろいろお話を伺って、ひとつ感銘を受けましたのは、NETZSCHグループは社会福祉にかなり力を入れてきたということです。それもかなり筋の入った一貫したものです。「積徳の家に余慶あり」という言葉を思い出しまして、僭越ながら、NETZSCHグループが150年生き延びて来た理由はそれですね、と申し上げました。思い出しましたのは、二十数年前に、NETZSCH入社時の苦行時代に、非常に助けて下さったドイツ本社の技術ヘッドのMr. Martin Schmitt 氏のことです。NETZSCHの熱分析装置の原型はほとんどが氏の設計によると言って過言ではありません。その恩人も、あとで伺ったことには、戦後非常に貧乏な学生時代に、今の先々代のErich Von NETZSCH氏から大変支援をしてもらったということでした。Erich氏がいなければ、私も現在ここでご挨拶を述べておりませんでした。

GAFAのように、10年や20年、時代の潮流に乗って急激な成長と繁栄を謳歌することはあるかもしれませんが、100年、200年存続するのは企業の徳、といったものがあると思います。

NETZSCHグループ200周年のご挨拶を申し上げるのは、確実に私ではございませんが、今後ともネッチ・ジャパンとNETZSCHグループを宜しくご愛顧のほどお願い申し上げます。

NETZSCH Japan株式会社 代表取締役社長 篠田嘉雄

NETZSCHグループについて

NETZSCHグループは「Analyzing & Testing（分析・試験）」・「Pumps & Systems（粉砕・分）」・「Pumps & Systems（ポンプ・システム）」の3つのビジネスユニットが、世界中の産業と国に向けて優れた製品を開発しています。

NETZSCHグループは、ドイツに本社を置く、オーナー制の国際的なテクノロジー企業です。私たちのビジネスユニットは、最高レベルの個別ソリューションを提供します。36カ国で働く4,000人以上の従業員と世界的な販売・サービスネットワークが、お客様に寄り添い、適切なサービスを提供することをお約束します。

同時に、私たちのパフォーマンス基準も高く設定されています。私たちは、お客様にProven Excellence（優れたパフォーマンスを発揮すること）を約束します。1873年の創業以来、私たちはそのことを幾度となく証明してきました。